アカヒレ

アカヒレnavi

アカヒレの種類と飼い方。アカヒレをより健康に美しく育て、さらに楽しく鑑賞するためのサイトです。

アカヒレは観賞魚としてのあらゆる長所を併せ持つ、極めて魅力的で美しい小さな淡水魚です。

本来、アカヒレは熱帯魚ですが、観賞魚として流通しているアカヒレは例外的に低温への耐性があるため、温帯魚と同じ性質を持っていると言っても過言ではありません。

ただし、野生のアカヒレを飼育する機会に恵まれたなら、それは熱帯魚ですので、15度以下になる場所では保温器具なしで日本の冬を越すことはできません。

メダカや金魚よりも丈夫で、たいへん飼いやすく、一年を通して室温で飼育できるため、初めて観賞魚を飼育するならアカヒレを選ぶと失敗が少ないでしょう。

アカヒレについて

和名:アカヒレ

英名:ホワイト クラウド マウンテンフィッシュ

学名:Tanichthys albonubes

分類:硬骨魚綱 コイ目 コイ科

全長:40ミリ

分布:中国

アカヒレの学名のうち、Tanichthysが属名、albonubesが種名になりますが、アカヒレはボーイスカウトにより発見されたことから、アカヒレに名付けられている属名にはボーイスカウトのリーダーの名前であるTanと、魚を意味するichtiysが組み合わされています。

そして、アカヒレの種名には、白を意味するalbaと、雲を意味するnubesが組み合わされ、アカヒレの生息地である白雲山にちなんで名付けられていることがわかります。

アカヒレの生息地

アカヒレは中国の白雲山で発見されましたが、今はもう、アカヒレが生息していた場所は開発によって消失しているため、アカヒレの野生種はすでに絶滅しています。

なお、野生では絶滅したアカヒレと系統は違いますが、近年になって中国の海南省でアカヒレの新たな生息地が発見されたという報告があります。

アカヒレの習性

アカヒレはとても活発で見ていて飽きない観賞魚です。エサもすぐに見つけ、すごい早さでエサを食べていきます。また、小さな体に似合わず、たいへんな大食漢です。

アカヒレは同じ仲間を追いかけ回すことがしばしばあります。ただし、通常はケガをさせたりするようなことは、まず、ありません。他の種類に対しては、とても温厚で、いろいろな種類の小型魚と一緒に飼育することもできます。

もしアカヒレのオス同士の力関係が同じくらいであれば、お互いにヒレを広げて、にらみ合ったりもします。このときがアカヒレの最も美しい瞬間で、全力で生きる生命の躍動を感じられる場面でもあります。

アカヒレの種類について

アカヒレには、中国産のアカヒレ(Tanichthys albonubes)と、ベトナム産のベトナムアカヒレ(Tanichthys micagemmae)、同じくベトナム産のタンイクチス・タックバエンシス(Tanichthys thacbaensis)の3種類がいます。

なお、タックバエンシスのタックバ(Thac Ba)は、ベトナム北部の湖です。タックバエンシスはラオスアカヒレという名称で輸入されたこともあるようです。

ベトナムアカヒレやタックバエンシスは入手が難しい上、熱帯魚を飼育するための設備と知識が必要ですので、ここでは入手がしやすく飼育もやさしい、アカヒレと、その改良品種をご紹介します。

アカヒレのオス
アカヒレのオス

アカヒレのメス
アカヒレのメス

ゴールデンアカヒレ
ゴールデンアカヒレ

アカヒレとゴールデンアカヒレは観賞魚飼育の素晴らしさを教えてくれる、本当に素晴らしい魚たちです。ぜひ、飼育にチャレンジされてみてはいかがでしょうか。